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入門向けとされる、いわゆる低価格帯のバイクがありますが、本当の意味で入門向けなのかというと、一概にそうとは言えない面もあったりします。
(今日は頑張ってちょっと長く書きますよ~。^^)
入門向けのバイクといえば、主に5~10万円前後で始められる価格帯のバイクを指しますが「まずは雰囲気から味わってみたい。」という事ならこれでも全然OKだと思います。

楽しいかどうかも分からないものに対して、多くのお金を投資出来ないというのは、ある意味正しい選択とも言えます。

ただ、ここで誤解をして頂きたくないのが、機材的な部分においては「低価格≠入門向け」という事。

自転車はいわゆる機材スポーツですので、値段の高いものほど高性能である事に間違いはありません。
中~高価格帯と低価格帯のバイクとでは、当然価格相応の性能差があり、その足りない性能については、自分自身で補う必要があるという事でもあります。

本日のタイトルである「初心者こそ良い機材を!」に繋がる話をここでひとつ・・・。

私事ですが10年くらい前までスノーボードをやっていました。
多い時では毎週末なんてこともあるくらい、頻繁にスキー場に足を運んでいた時期がありました。

はじめたのは20代前半のまだ若かりし頃。
会社の先輩や同僚からの誘いをきっかけに始める事となりました。
当事、給料が安くてお金が無かった私は、予算ありきで量販店の「入門用スノーボード3点セット39,800円!」みたいなセット商品を買ってはじめる事にしました。

全くやったことのないスポーツだったので、ウェアーなども揃える必要があり、トータルで7~8万円くらいはかかったと思います。これでも結構きつかった。。。^^;;

仲間達と車に乗り合い、盛り上がりながら辿り着いた始めてのスキー場!
新しく揃えた機材と、これから始める新しい遊びに、期待に胸を膨らませていました。^^

初心者にとっては最初の難関であるリフト。
特に降りる時には本当に冷や汗もので、毎回ドキドキしながら降りしていたのを、今でもハッキリと覚えています。(笑)

当然はじめは初級コースからのデビューでしたが、「こんな急な斜面を滑るのか~!」とドキドキしました。

そこから滑り始めて程なくして、自分が曲がれないことに気が付きました。。。
教えてくれた通りにやってもまったく曲がっていかないのです。

何度も同じ事を言われて試行錯誤するも、一向に上手くなる気配は感じられず・・・で、その日は終了。。。

「自分の想像していた楽しさには全くたどり着けなかった。。。」

その後も何度か誘われてスキー場に行くも、いつもと同じで上手に曲がることが出来ず。。。

あまりの下手さ加減に嫌気がさして、スクールにも入ってみたものの、ここでもみんなが出来てる事が出来ず、「このスポーツは壊滅的に自分にはあっていないのだ・・・」と酷く落ち込み、同時に諦めの感情もでてきました。

子供の頃からスポーツばかりやってきたので、やった事は無くてもある程度は出来るだろうと思っていました。
それだけに自分がこれほどまでに出来なかった事に強烈にへこみ、「もう二度とやるもんか!」とその時は思いました。

しかしそれからしばらく経った結婚して間もない頃、まだ始めたばかりのうちの奥さんが「一緒に行こうよ!」とあまりに誘うので、仕方なく例のスノーボードを押入れから引っ張り出してついて行くことになりました。

滑ってみたものの・・・当然結果はあの時と同じ。。。(惨め・・・)
改めてこのスポーツは私には向かいないのだと実感されられたのでした。

ただ不思議とスポーツがそれほど得意でないはずのうちの奥さんは、入門編の落ち葉で普通に滑ってこれていたんです。

「う~ん、腑に落ちない・・・」
「しかも得意げな顔して下ってきやがる。。。(ちきしょ~!)」

最後の引退宣言の前に、試しにうちの奥さんとボードと交換して滑ってみる事にしました。

衝撃を受けました!

ちゃんと曲がりすぎるくらいに曲がれるし、早く滑っても全然怖くない!
それどころかメチャメチャ楽しい!!^^

「今までの苦労は一体何だったのか・・・。」

その原因はビンディングでした。

最初に買った3点セットはビンディングとブーツがフニャフニャで、ターンをする時に後ろに荷重を掛けると、そのまま後ろ側に曲がっていってしまうというなんとも酷いもので、上手く滑れなかった原因は私ではなく、機材のせいだったのです。

ま、何にも知らないって、こういう事なんです。。。
初めからある程度の機材を揃えておけば、こんな思いをする事もなく楽しめていたんですよね。
こんな数年にも渡る長い時間がかかって、や~っとスノーボードの楽しさにたどり着けたという訳です。

そこではじめて楽しさを知った私は、すぐさま新しい機材を購入すべく御茶ノ水へと出向き、今度は予算を大幅に上げて、早々に新しいボードとビンディングにブーツなどを一式そろえ直し、またスキー場へと向かいました。

「なんだ~全然滑れるじゃないか!」

「今までの無駄な苦労を返せ~!!」と言わんばかりに、それからは滑りまくりました!
その日に始めてチャレンジした上級コースでも全然問題なく滑ってこれるし、何よりも楽しい!^^

何時まで経ってもまともに滑れなかった頃は「もうこの先、一生やる事はないだろう・・・。」などと考えたりもしましたが、もしあの時にちゃんとした機材を試す機会がなかったら、本当の楽しさが分からぬままで終える事になっていた事でしょう。

というわけで、今回はスノーボードでの私の失敗談でしたが、機材のクオリティーによって、結果が大きく変わる可能性がありますよ!というお話でした。

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これは同じ機材スポーツである自転車においても言える事です。
自分のやりたい事にあった最適なバイクでなければ、あの時の私と同じように、途中で諦めて離脱してしまう事も十分ありえる話です。

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それからパーツの中でも特に重要なペダル!
これも食いつきの良し悪しで、楽しさが大きく変ってくるパーツの一つです。

食いつきの良くないペダルでは、トレイルを楽しむどころか、バイクから落ちないように下ってくるだけで精一杯になってしまいます。この辺は先ほどのスノーボードの話に近いものがありますね。

そんな事では「また行きたい!」とは思えませんよね?

実際に初心者の方が「最初は標準で付いてくるペダルを・・・。」と言われる事が少なくなく、そのたびに「ここは私を信じて下さい!」と強くお勧めするのですが、やはり聞き入れてもらえない事もあります。
ですが、いざトレイルにお連れすると、必ず最後には「やっぱペダルって大事なんですね・・・」と。

ペダルだってオススメするものは大抵1万円以上はしますが、はじめからしっかりしたペダルをお選びいただけたお客様は、そもそも足元の不安などという問題すらも気付かないまま、楽しい思いだけで帰ってこられるわけです。

最初だからこそ「ある程度しっかりしたものを!」となるのは、そういったちゃんとした理由があるんですね。
まずは最初の一歩目から躓かない事を思えばこそ、お高いペダルもオススメすると言うわけです!

この愛情が伝わってくれるといいな~。^^

・安いものが初心者向けなわけではない!
・安いものが必ずしもBESTな選択ではない!


このあたり、伝わりましたでしょうか?

以上!

これからのバイク選びにお役立ていただければと思います。^^


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